This post is a translation of an English post here↓

@ryo-mangaka/ninja-manga-maya-of-the-ayakashi-chapter1-2-3

こんにちは！RYOです！

この度は新しく漫画とアート用のアカウントを作成しました！
今回は私の漫画「妖の少女マヤ」のチャプター1、2、3を再編集したものを投稿します！

「妖の少女マヤ」とは？

2020年9月に開始した忍者の少女マヤと妖怪の物語です！
私は漫画の魅力を世界中の人に知ってもらいたいので漫画は全て英語で書いています。
しかし日本語でも楽しめるように各ページの下部に日本語テキストを掲載するようにしました！

現在、漫画はチャプター26まであります！
今回はチャプター1～3をまとめた記事になります！

ぜひ楽しんでいただけたら幸いです！

妖の少女マヤ

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チャプター1

容赦はしないぞ…さぁ吐け、俺たちの遺産はどこにある？
俺は何も知らないんだ！頼む！仏様に誓って本当だ！信じてくれ！
ふん…だとさ、どうする？マヤ。
ん～…

じゃあ…もう用済みってことで！いんじゃない？
そうだな…よし、それじゃ仕事を終わらせるとしよう…。
頼む…やめてくれ…。
悪いわね♪ 織田家に仕えてた奴らは全員抹殺対象なの

まさかこの城に侵入してくるとは…。
うむ…。
……
間違いない…こいつは忍の仕業だ…。
忍…では早く殿に知らせなくては…殿に
危険が…。
待て、殺されたのは皆かつて織田家に仕えていた者達だ…おそらく奴らのターゲットはこいつらだけだ。
え…あ、そういえば最近、隣町で殺されたのも織田家の元家臣達…。
ああ、おそらくこれは奴らの復讐…

もしかしたら今もまたどこかで…
奴らの犠牲になってる"元"家臣達がいるやもしれんな…。
おい、聞いたか？あの噂…。
…なんでしょう？
なんでも最近かつて織田家に仕えていた者が狩られているらしい…。
え？

どうやら忍の仕業らしいが…次々と被害者が出ている…。
忍…なぜ奴らはそんなことを？
何も不思議なことではない、織田家と忍には古来から深い確執がある…
織田家の勢力が解体された今、奴らは好機とふんだのだろう…。
つまり復讐？
おそらくはな…奴らは元織田家の家臣の私だけでなく、用心棒であるお前らも情け容赦なく殺すだろう…警戒を怠るなよ。
はっ！
むっ、なんだ今日は休業か…。
旦那様、今日はそこはお休みですよ…良かったらうちで遊んでいきませんか？
今日は上等な若い娘が入ったばかりなんですよ。
ほう…。
全く…すぐに釣られるな…

ささっ！どうぞお入りください！うちはとてもお安いですよ！
いや～旦那様は運が良い！
彼女は隣町からやって来たんですが町一番の美人でしてね！
その美しさから秋の美しい葉のような娘"紅葉"と呼ばれています。
ほう…良い名だ。
さぁ、こちらでございます。
お前らはここで待っていろ。
はっ！
紅葉、開けるぞ。
あ、はい…

あ、失礼しました…まだ身だしなみを整えておらず…。
おぉ…これは美しい。
ええ、17歳の若い娘です…まだ男を知らぬそうですよ…。
なんと…！
ええ…大変お恥ずかしながら…どうかお優しくお願い致します…。
任せなさい…。
ではごゆっくり…。
おい、奴らに合図しとけ。
ああ

あ！申し訳ございません！
気にするな紅葉…緊張しておろう？どれ、私が肩を揉んでやろう…。
も、申し訳ございません…。
さぁ落ち着いて…少し身の上話でもしようではないか…君のような麗しき娘がなぜこのような場所で…？
そ、それは…。
大丈夫、お主と私だけの秘密だ…。
実は両親に借金がございまして…その返済のために…
私めに教養があれば他の選択肢もあったのですが…何せ貧しい家庭で…
そして遂に借金の返済に追い詰められやむ無く急遽こちらに送られたのです…
ですから私めには芸１つの教養すらなく…。
なるほど…それはさぞかし苦労したであろう…。
ええ、ですから今の私はお客様を楽しませる術を持っていないのです…

今の私に提供できるのは…この身１つのみでございます…
どうか優しく手解きしてくださいますか？
任せなさい！
あら、失礼…私の身体に"もう１つ身体が"あることを言い忘れてたわ…

カワウソ！？
この子は桃八よ。
何事！？
動くな

ぬあああクソッ！！
なーんだ、今回の相手もチョロいチョロい♪ふふっ、ありがとね桃八！
くっ、貴様ら例の忍共か…！？
なんだ、私達のこと知ってたの？それなのに引っかかるなんておっちょこちょいね

この騒ぎにも関わらず誰も出てこない…なるほど、ここは貴様らの所有物か…。
そういうことだ、誰も助けには来んぞ。
どうかな？我々とて間抜けではないぞ…。
なに？
なるほど、外にも用心棒がいたのか…
マヤ！
オッケー！
このガキ！

この小娘！
ここよ♥️

この！
たああぁ！

そ、そんな…4人とも…。
なに、もう終わり？あっけないな～意外と

詰めが甘いぞ、マヤ。
あ、い、今トドメを刺そうと思ったんだよ！
つまらん嘘をつくな…サビト、お前も外の奴らに氣付かんようではまだまだ未熟だぞ。
はい、すいません！
さて、我らの遺産について尋ねるとしよう…かつて織田家に仕えし者よ…
遺産…！？

我らが先祖の秘伝の書物…4つの巻物はどこにある？
遥か昔、我らの先祖と織田家が戦をし、貴様らは我々からそれを奪った…
そして織田家は我らの秘伝の力を利用し、かつて国を統治した…。
ま、巻物？聞いたことはあるが実物は見たことがない！
大体…今さらそんな物を手に入れてどうするつもりだ！？
決まってるでしょ。
忍の権威を取り戻し、ここに忍の国を再建するのだ…！

チャプター2

おや、旦那様。
待たせたな…ようやく終わった。
お疲れ様でございます。
遊女達は帰したか？
ええ、褒美はちゃんとお渡しておきましたよ。
うむ…。
それで…成果はどうだったんだい？
ふむ…では皆にも聞いてもらおう…。
いいぞ。

お疲れ様…風魔マヤサビト。
チヨメ。
念のためマヤの後に待機してたけど大丈夫だったわね。
ちよ姉！どうだった？私のお色気の術！

良くやったわ、でもまだ"お胸"が足りないわね。
ちょっ、それ言わないでよ！
そんな話後にしましょうよ…。
そうだ…それより成果はあったか？巻物に関する情報は？
残念だが奴も何も知らなかった…奴は織田家の元高官だった男…多少なり情報を持っていると思っていたが…期待はずれだ。
そうか…他の元家臣共の情報は？
新たな情報は何も…。
まぁそう落ち込むことないわ、次を当たればいいじゃない。
だが悠長にしてはられん…奴らは我々の存在を知っていた。
あら、本当に？

ああ、どうやら我らの噂は急速に広まりつつあるようだ…。
ん～…まぁでもそれも狙いの一つじゃない？私達の名が広まれば全国の同胞達の耳にも届くし…。
そうそう！
あいつらなんか私達のこと知ってたって手も足も出なかったんだよ？何も問題ないって！
だが忘れるな、奴は高官ではあったがそれは祖先の功労によるもの…奴自身は無能だ。他の者はもっと手強いぞ。
…ともかく、警戒が強まった以上、我が勢力も更なる拡大をしていかねばなるまい…同胞の召集は急務だ…。
ああ…我が同志達は四方八方に潜んでいる…必ず集うはずだ…
遡ること約300年…我々と織田家の間の長きに渡る因縁…
我らは織田の軍勢に敗れ…その後全国に散り身を潜めながら生きてきた…。

だが昨年、突如として「新明示政府」と名乗る勢力が現れ織田家は奴らの前に敗北を喫した…
それは我らにとってまたとない吉報だった…遂に300年以上続いた雪辱を晴らす刻が来たのだ…
これはまだ始まりに過ぎない…
我らの同胞はさらに集うだろう…
織田家は300年前我らの秘術の巻物の力を利用し、かつてこの国を支配した…
今こそその力を我らの手に取り戻し、
再びここにに忍の国を再建するのだ！
いいか…決して忘れるな…
300年間我らに屈辱を味あわせた織田家への怒りを…！！
当然…。

散！！！
…さて、私達はどうする？
新たなターゲットを探す？
その必要はない、既にターゲットは決まっている…。
え、誰？
ヤスケという男だ。
ヤスケって…なんか聞いたことあるなぁ…人相は？
人相の情報は必要ない。
は？
必要ないって…どういうことですか？
ふふ、確かに情報は不要ね、見ればすぐにわかるから。
見ればわかる？

ヤスケは外国人だ…しかもとてつもなく大きい。
外国人…ヤスケ…あ！聞いたことある！確かオランダ人とは違うタイプの外国人でしょ？
そうだ、奴はその目立つ姿を隠すために織田家が解散した後に全国を放浪していたようだ…しかしようやく近辺で複数の目撃情報を得た。
外国人ね…でもそれなら楽勝なんじゃないの？この国に来るのは富裕層とか商人だけじゃなかったっけ？
いえ、彼はそのどれとも違う…むしろ真逆の立場にいた男よ…だけど彼はこの国で"ある身分"を得るまでに登り詰めた…。
ある身分…？
そう、奴は外国人初の…

侍だ。

外国人…?
なんという大入道…。
殿…どうかお待ちを…
今一度この国にあなた様の帝国を築き上げましょうぞ…。

チャプター3

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ふーん…初の外国人侍ヤスケね…
ま、何でもいいや！私の方が絶対強いし！もう一人で任務に行ってもいいでしょ？
論外だ、4人で行くぞ。
ええ！どうしてよ！？
愚問だな…お前はまだ未熟だ。
じゃサビトと二人なら…。
くどいぞ。
残念だけど諦めなさい、彼の判断は正しいわ…ヤスケはあなたが思ってるほど簡単な相手じゃない。
そうなの…？
まぁ…あなた達は外の世界には詳しくないから仕方ないけど…ヤスケと言えば今や屈指の実力者よ

何の後ろ楯も無い外国人が、その実力のみで織田のボディーガードとして右腕を務めるまでに至った…
わかる？今までのようなボンボンなだけの家来達とは訳が違うのよ…
外国人特有の屈強な体格から繰り出す技は我々にとって未知数…間違いなく強敵よ。
ふーん、そうなんだ…サビト、あんたはどう思うのよ？
俺は指示に従うまでだ。
あぁもうまたそれ！？あんたには自立心がないのよ！
お前には謙虚さがたりん…その傲慢が命取りになるぞ。
あぁもうわかったよ…それじゃ、まずはどこへ行くの？
東だ、奴はそこにいる…

やっぱすごいな、また止められちゃったね…ヤスケ兄さん。
だが良いタイミングだったぞ…成長したな、蘭丸

おかえり！
おばあちゃん！ヤスケ兄さんが帰ったよ！
ただいま、おばあちゃん。
おぉ～ヤスケちゃん。
ははは、おばあちゃん…"ちゃん"はやめてくれよ、それは子供や女性に付けるものだろ？
何言ってんのさ！あんたは私の子供だよ！よく来たね…嬉しいよあたしは。
僕もだよ…

はいよ、ヤスケちゃん、今はこんなものしかないけどたくさん食べておいき。
ありがとうおばあちゃん…いただきます。
どうぞ。
ああ…やっぱりおばあちゃんの味噌汁は最高だよ。
あはは、そいつは良かった…それで最近はどうしてたんだい？元気にしてたかい？
あぁ順調さ。
そりゃ良かった、それじゃNMGの奴らももう懲らしめてやったのかい？
ははは、それを決行するにはまだ準備が必要かな…。
あんたを見てると思い出すわ…
あんたの主、織田上翔(じょうしょう)様を…あの時あの方がいなかったら…。
ああ、殿は我らの命の恩人だ…

そうね、だけど彼はもう…。
ねぇヤスケ兄さん！そういえば新しい池を見つけたんだよ！一緒に釣りに行かない？
お～そうなのか…あぁ…だが私には役目があるのでな…長いこと滞在できないんだ。
ええ！ちょっとくらいいいでしょ？
こら蘭丸！ヤスケちゃんには大切なお役目があるんだからワガママ言うんじゃないの！
すまないな蘭丸、だが私の役目が終わったら皆で一緒に暮らせる…
そうしたら毎日釣りに行こう…約束だ…。
…わかったよ

あぁそうだ、お前にあげた将棋があるだろ？それなら一回くらい出来るぞ。
え～いつもヤスケ兄さんが勝つから嫌だよ。
ははは、だが侍は頭脳明晰であることが重要だと言っただろ？さぁ持ってこい。
ちぇ～…外で遊びたいのに…。
よし、じゃ私に勝つことができたら今日の予定はお預けして釣りに行ってやろう。
本当！？
あぁ、だが勝ったらだぞ？
よーし！やってやるぞ！
さて、では私は行くとしよう。
う～負けた～…。
ハハハ、あんたじゃ十年早いわね！でもヤスケちゃん、もう行くんかい？
今日くらい泊まっていったらどうだい？

ありがとう、でも僕は常に追われている身だからね…長居したら二人が危険だ…
それにまだまだたくさんやるべきことがあるんだ…ごめんね、おばあちゃん。
わかった…だけど私はあんたが無事でいてくれればそれでいいんだからね、またいつでも帰っておいでよ。
ありがとう、おばあちゃん。
ヤスケ兄さん！今度は一緒に釣り行こうね！
そんで次は刀も将棋ももっと強くなって待ってるから！

楽しみにしているぞ。
雨か…"彼ら"が喜ぶな…

何奴…。
落ち着け…私だ

ヤスケ…。
そちらに行ってもいいか？
もちろん…歓迎するわ…

@ryo-6414/this-it-took-10-hours

チャプター 1-2-3 終幕

いかがでしたでしょうか？
当時はまだ粗も多く、全てアナログ制作でした。
しかし2021年5月からはデジタルを使用するようにし、現在はチャプター26まで制作しています！

全チャプターリストは記事の下にありますが、残念ながら日本語テキストを記載したのは途中からでした。
なのでこれからこのアカウントに日本語テキスト版も再編集して投稿していこうと思います。

さらに最近はNftsへの投稿も開始しました！
各キャラクターのNftアートを作っていくつもりなのでそちらもお楽しみに！
ちなみにこちらのマヤのアートは2021.6月30日現在残り2枚となります！↓
https://nftshowroom.com/ryo-6414/gallery/ryo-6414_-maya-of-the-ayakashi-_maya-from-maya-of-the-ayakashi-